2009年5月17日日曜日

本 ドン・キホーテの末裔

物語の主人公作家が自分が行った場所に行っているのが嬉しい。
マドリッドにセゴビア。セゴビアでは子豚の丸焼きを。皮しか食べさせてくれない。
トレド、そしてコンスエグラ。ドン・キホーテが戦った場所には行き辛く、行きやすいここへ作家も向かう。そして彼が思ったことを僕も感じているところが嬉しい。
丘に面なう風車の中に入り、歯車を見つめる。廃城を見つめる。僕が行ったときはサフラン祭りだった。
ドンキー・ホーテ。だと思っていた。ずっと勘違い。
スペインに行こうと思ったときに読もうと思って図書館へ行ったときに、分厚いと思って未だに読んでないドン・キホーテをそろそろ。
スペインに行こうと思ったきっかけの星の巡礼。出発の街、サンジャン・ピエド・ポーに着いたときは感慨深かった。ここから歩いてサンチアゴ・コンポステーラまで行ったのか。
日はまた昇るのパンプローナ。この街では祭りに間に合わなかったが、他の町では牛に追われた。
この風景を作家達は見つめて物語を描いたのかと思うと。
作家の想像した世界が時間を越えて読める本は。
宇宙に行ったことのない人が宇宙の物語を描く。
そのうち宇宙しか知らない人が地球の物語を描く日がやってくる。かなりまだ先だろうけど。
そのときには、ニータイプと呼ばれるのだろうか?
もっと本を読まなくてわ。



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