2008年9月8日月曜日

本 俺たちの宝島。

宝島という言葉にはロマンを感じてしまって借りた本。
僕にとっての宝はなんだろう?
本を読み始めて、少し未来の話と思っていたが現代の話だった。実際に起きていても全然不思議ではない気もする。
この本のイイトコロは主人公が三人いるトコロ。それが各主人公の話になる限界というところもあるけれど。
ゴミを捨てる為の島に住んでいる少年たちの両親は負け組みとして島に逃げ込んだ人々で、少年たちはそこの中から使えそうなものを掘り出し、外からやってくる者と物々交換をして暮らしている。から始まって、主人公が代わりながら状況場所考え方が変わりながら話が進む。
ゴミは減らない。これからも減ることは無く、増え続けるでしょう。
新しく出た便利な物があったら欲しくなるし、手に入れれば今まであった物はゴミになる。お金はあったらあっただけの生活をしてれば暮らしていけるのに、もう少し良い生活がしたいと思い、金金金人生。
冷蔵庫が壊れた冷凍庫に入れても、お茶が凍らない。
この本に書かれている考え方は前からぼくも思っていたことで、共感する。
ホトトギス、鳴くまで待とうホトトギス。
鳴かぬなら逃がしてしまえ、ホトトギス。
鳴かぬなら、私が鳴こう、ホトトギス。

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