2010年5月13日木曜日

映画 キッチン・ストーリー


1950年代のノルウェーの田舎の独身男性のもとに、スウェーデンから「台所行動学」の(導線)調査員がトレーラー付きの車でやって来た。
調査員は調査対象者を手伝ってはいけない、もちろん話してもいけない。彼らはキッチンの隅で背の高いイスに座り調査対象を見下ろし続ける。
調査員を煩わしく思っているので、ちょっとの嫌がらせを。キッチンで料理を作らず、蛇口の栓を緩めポタポタ。そして電気をパチンと消して部屋を出てゆく。
調査員はゆで卵を食べるときに、塩を、、、、、。
調査対象が煙草の葉が切れたときに、、、、、、。
彼らは徐々に打ち解けはじめる。
左下隅の被験者と右上隅の調査員の構図がタマラン。
トムとジェリーで見かけるネズミ捕りに、本当にチーズを乗せるんだね。
歴史を知ってたら、もっと面白いんだろうな。

キャンピング・カーは快適。
オーストラリアで車に乗せてもらって移動していたときの寝床はトレーラー設置のキャンプ場。料理も作れるし、ベットはあるし。
メルボルン郊外の芸術家さんの家に一週間居た時は、庭のトレーラーの中。テレビもあった。その庭には彫刻作品があって、コアラやカンガルーがくる。カンガルーは見た。ザリガニ食った。道の脇にはどでかいマッシュルーム。電気の流れた有刺鉄線に芸術家さんは感電し、悲鳴をあげふらついた。

煙草は吸わないけど、格好良いパイプは欲しい。そうすると、試したくなるんだろうな。

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