2010年4月5日月曜日

本 ミーチャとまほうの時計

ソビエトの物語。
小学五年生冬の理科の勉強。星の観察。
堂々と親にも怒られずに夜、家を出ることができる。
仲の良い友達数人で集まって、近所の公園を自転車に乗りハシゴする。
冬の夜の公園は当たり前のように人がいない。何をしてもいい。誰も怒る人がいない。楽園。
一応、星の観測も忘れない。学校へ行き、けいどろ、カンケリ、何かを。
飽きると滑り台のある山の上へ。
ダラダラ、ダラダラ空を見上げる。今よりも周りは暗かったし、視力も良かっただろうから星がいっぱい見えた。今日、窓から外を見るとブルーシートがかかっているトコロを見つけた。有名建築会社の名前が入っている。また空が狭くなるな。
ダラダラダラダラ、汗が冷えてくるころ、、、、、?????
流れ星?、、、、、にしては消えない。5本も6本も尾を引く、、、、、?
ガンダムにザク、ドム?ゲルググ?ジ・オ・ン・グ??
小学5年生になるとアニメと現実の違いはおよそ判ってきているから却下。
すると、、、、ミサイルしか考えがつかなーい。冷戦中ってことは勉強済みだし。今だったら北朝鮮発、日本着って考えるんだろうな。時代は移り変わっていくぜ。昔やっていたバイト先が募集をしていた。一日800円も落ちてるもんな。年々生活が楽になっていくかと思ったら、年々苦しくなってるもんな。車は未だに地上を走ってるし、ナカナカ住み良くならんもんだな。
ただただ、ビビリながら見えなくなるまで見てたけど、爆発はしなかった。だから生きている。
次の日、新聞に前の晩に見た同じ光景が載っていた。
ソビエトの人工衛星が落ちてきたってことだった。
ワケが分かれば大した事はない。
来週辺り、6億円が当たるのが判っていたら、今晩ぐっすり眠れるのに。


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