2009年4月26日日曜日

本 夏休みの狩り


芥川賞作家が書いてる割には面白くない。詰まらない。
離島を舞台に小学生の夏休み話。
好みな感じではあるのだけど、、、。
映像作品ならキレイな景色が見れそうで一応見そう程度。
隣でお昼を食べる娘に「この本盛り上がりに欠けて詰まらん。」と言うと、「やめて他の本を読めば。時間が勿体無い。本はいっぱい在るんだし。」と、言われた。
そうなんだけど、読み進めれば、何かアルかも知れないと思うとやめつらいのだよ。
主人公は周りの人たちを観察している。
僕も観察は怠らない。
アノ人は無理しているな。自分より上の人を演じてるな。疲れそうだな。と、思っていた人がキレた。箱を置く音や歩き方でイライラしてるのには気付いてはいたけど。数日前には手を怪我してたから「何か殴りましたか?」と訊ねると、「壁で擦りむいただけ。」との答え。
彼の隣で作業していたおばちゃんに「何だその口のききかたわ~!!!。」と、キレた。
帰り彼は「僕が優しくなろうなんて無理だったんですよ。ブツブツブツ。お寺もやめます。」
数ヶ月前、彼と二人っきりで一日作業をしたとき「親切な人にならんでも、立派な偽善者で充分じゃない?」「自分が幸せでないと、他人の幸福は喜べない。」と、言った。
彼は否定した。彼は土曜の早朝奉仕をし、募金もしている。お寺で修行も。
工場は忙しい。社員は今月中は来てと言ったが、
彼は「迷惑をかけたので辞めます。」と、去った。


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