2010年9月23日木曜日

19日 東京へ。


日本にいると友達が出来ないMazzaです。
19日の夜行バスで東京へ。
目的はクラシック・コンサートを聴きにとハイカラなものでした。
リコーダー(アルト)&音楽監督が2003年にスペインの田舎で会った巡礼若者。
当時は学生で翌年からバルセロナで留学。僕は04年はフランスをフラフラしていたので、南に下ったときに泊めてもらいました。
会った当初は取っ付きにくいヤツだったけど、同じコトをやってるし、日本語で話せるのは楽だし。
お祭りで牛の前を走ったり。
彼は多分一日30キロ(僕は20キロちょっと)くらいは歩いてた思うのだけど、度々良いときに再会。
お祭りだったり、イタリア人にぺペロンチーノを作ってもらった日。僕は5日間イタリア人と動いてたのに、彼はその日にポっと出。その晩、彼は二段ベットの上から床に落ちた。スゴくいい教会だったな。
サンチアゴ・デ・コンポステーラに着く前の小さな町で。よく、僕が一緒にご飯を食べていたパリジェンヌ4人組と一緒になり、一緒にゴールして、お祝いのパーティーでも。
フィニステレまでの90キロ歩きも彼と。
書き出してみると、旅中にこんだけ再会を果たす人はいないな。
それに、彼は笛をあまり吹いてないけど僕は何回か聞いてる。
一番は、どんな曲かは覚えてないけどコンポステーラの教会の広場で聞いたのは凄かった。
スゴく心地良かった。
で、今回。
今までの人生の中で一番動かなかった一時間だと思います。
見入ってるということではないのだけど、動かなかった。
頭は冷静なようで、声は楽器になるんだなーとか、どっちがフィーデル?とか、敦の動きが変とか。
でも、体が無茶苦茶反応して腕の毛、頭の毛が立ってたもの。
彼が笛で加わると、厚みが増すんだね。僕は敏感なんだね。
ヒザ裏がゾワゾワして、全身が鳥肌になってしまった。
何かよう分からんけど、すごかった。

旅中に会った人の中で、この人はもの凄くなるんじゃないかと思う人と会うことがあります。
笛吹き男はもちろん、
オーストラリア(2000)のテナント・クリークで同じ部屋だった男とコンサート後に会って飲んだのですが、やっぱり凄い暑苦しさがあった。彼はまだ29歳。もしかしたら、一番凄くなる可能性大。
イタリア(2005)のナポリで会った女の子。彼女の写真は凄かった。
自分が好きな町に連れて行って、写真を撮ってもらったりで6日間くらい一緒に動いたけど、この子の撮る写真はたまらん。今年の4月にはこの娘の名前は大々的には出てないけど写真集が出たし。今後が楽しみ。仕事用の写真は僕自身はそんなに好きではないけど。楽しみ。
あとは、イタリア(2005)のミラノで会った人。大き目の町では3泊はしようと思ってるのですが、ミラノはあまり気に入らず、2日目の夜には明日は移動しようと思っていたときにやって来た青年。話が面白い。で、延泊してブランド品展巡りを一緒にしました。この人とはもっと話しをしなければと思ったのです。早く、この人の書いた本が読んでみたい。

日本でも「おーー!!」と、思える人と出会いたいな。

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